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Interview

インタビュー〈研究職 S.Aさん〉

研究職

S.Aさん2018年入社

自分のアイデアを反映しながら進められるので、
研究に主体的に関わることができるのが大きな魅力です。

研究テーマはどのように決まりますか?

研究テーマは、まず会社全体で調査した市場のニーズをもとに決まっていきます。「今お客様が求めているものは何か」「これから必要とされる技術は何か」といった視点で、チームで意見を出し合いながらテーマの候補を考えます。その後、選ばれたテーマを各メンバーが担当して研究を進めていきます。
ただし、テーマがすべて上司から与えられるわけではありません。自ら取り組みたいテーマを希望することもできますし、日々の実験やお客様とのやり取りで気づいた課題を提案し、それが研究テーマに発展することもあります。
自分のアイデアを反映しながら進められるので、研究に主体的に関わることができるのが大きな魅力です。

研究成果はどのように発表するのでしょうか?

研究成果は、基本的に1年間を1つの節目としてまとめていきます。
その過程で、年に3回、社内の研究報告会が開催され、各自の取り組みを発表する機会があります。
報告会では同じチームのメンバーだけでなく、別チームの研究員、さらには営業部門の方々が参加することもあります。そのため、研究職としての専門的な視点だけでなく、製品化やお客様への提案を意識した実務的な観点からも意見をいただけます。自身の研究に対して異なる立場からのフィードバックを受けることで、新しいアイデアが生まれたり、思いもよらなかった改善点に気づけたりすることが多いです。
また、研究報告会は単に成果を発表する場ではなく、自身の取り組みを振り返る良い機会にもなります。日々の実験に追われていると見落としがちな研究の全体像を整理し、「次の一歩」を明確にできるのも大きな意義だと思います。

研究員一人あたりの裁量や自由度は?

スギムラ化学の研究職は、一人あたりの裁量や自由度がかなり高いと感じています。研究テーマの進め方に「これが正解」という決まった方法はなく、必要に応じて試験データを集めたり、文献調査を行ったりと、その時々で最適だと思う手法を自分で選んで進めていきます。
もちろん、お客様からの依頼案件には納期があるため、スケジュール管理や計画性は求められます。しかし、与えられた枠の中でどうアプローチするかは研究員一人ひとりに委ねられており、自分の考えや工夫を反映しやすい環境です。
また、自由に進めながらも困ったときには気軽に上司や先輩に相談でき、一人で抱え込まず安心して挑戦できます。

スギムラ化学の研究職に向いている人のタイプは?

スギムラ化学の研究職に向いているのは、専門知識の多さよりも「人と関わるのが好き」や「新しいことにワクワクできる」といった気持ちを持てる人だと思います。
研究と聞くと、一人で黙々と実験をしているイメージがあるかもしれません。でも実際にはチームのメンバーはもちろん、営業や製造の方々と相談したり、お客様と一緒に課題を考えたりと、人と関わる機会がとても多い仕事です。チームで協力しながら進めるのが好きな人にはぴったりだと思います。
また、研究の過程で思わぬ発見に出会うこともあり、それが大きなやりがいにつながります。さらに、お客様の工場や製造現場を訪問する機会もあり、現場だからこそ得られる気づきや学びがあります。こうした新しい発見や経験を楽しめる人は、きっと活躍できると思います。

研究職に必要なスキルは?

研究職に求められるスキルは、大きく分けて「分析力」「発想力」「プレゼン力」の3つだと思います。
まず分析力については、単に試験データをまとめるだけでなく、その数字の背景にある原因や現象を読み解く力が重要です。金属加工油の研究では、配合成分のわずかな違いでも性能に大きく影響します。データをもとに「なぜそうなるのか」を考え、次の実験や改善につなげる姿勢が欠かせません。
次に発想力です。分析で得られた知見を活かして、お客様の現場での課題やニーズをイメージし、それを解決する材料や方法を考える力です。自分の専門分野の知識や経験を組み合わせ、枠にとらわれず新しい価値を生み出していけることが、研究職の面白さでもあります。
そしてもうひとつ大切なのが、成果を分かりやすく伝えるプレゼン力です。営業や製造の部署、さらにはお客様など、さまざまな立場の方に報告する機会があります。専門的な内容も噛み砕いて説明することが求められます。
これらのスキルは大学での研究活動と共通する部分も多いため、日頃の研究を通じてどんどん磨き上げてほしいと思いま
す。必要な専門知識は入社後に先輩や上司のサポートを受けながら学べますし、チームの仲間と意見を交換しながら研究を
進められる環境もあるので、気負いすぎず安心して挑戦してほしいです。

将来的に挑戦したいこと

将来的には、自分の研究経験をさらに活かして、スギムラ化学の顔となる製品の開発に挑戦したいと考えています。
当社では複数人で取り組むような大きなプロジェクトもあり、私はそうした案件の先頭に立って取り組むことで、チームを牽引しながら研究を進めていきたいと思っています。最終的には「スギムラ化学といえばこの製品」と言ってもらえるような、社会やお客様に広く価値を届けられる製品を生み出すことが目標です。
同時に、8年目を迎えた今後は、後輩を育てる立場としても挑戦していきたいと思っています。私自身も先輩に支えられながら成長してきた経験があります。今後は、若手研究者が能力を伸ばせる環境をつくり、一緒にアイデアを出しながらチーム全体で新しい成果を出せるようサポートしたいです。研究職として専門性を深めつつ、人や組織を育てる経験を積むことで、個人としてもチームとしても、より大きな成果を生み出していきたいです。

この仕事をしていて「やってよかった」と感じる瞬間

自身の成長を日々実感することができることですね。
研究を進める過程では思い通りにいかないことも多くあります。しかし、そういった課題にチームで試行錯誤し、原因を突き止めて解決できた時には「自分たちの分析や工夫が確かに成果につながった」という実感が湧き、大きな達成感があります。失敗や成功体験の積み重ねを通じて、分析力や発想力はもちろん、実験計画を立てながら周囲と連携して進める力も身につきました。また、研究ならではの面白さとして、予期せぬ結果から新しい発見やアイデアが生まれる瞬間があります。最初は失敗だと思った実験結果が、新しい材料や技術のヒントになることもあり、その瞬間に研究の醍醐味を実感できます。
こうして日々学び、成長を実感できることが、この仕事を続けていて「やってよかった」と感じる瞬間です。

今の仕事のやりがいは何ですか?

自分自身の研究が実際の製品となり、お客様の現場で役立っていると実感できた瞬間です。
研究段階では、試験データの小さな変化に過ぎないと思えることでも、それを積み重ねることで製品化に繋げ、最終的にお客様の生産現場で使われているのを見ると、自身の取り組みが社会や産業の一部を支えているのだと強く感じます。
研究職は結果が出るまで時間がかかる分、ひとつの成果が出た時の喜びも格別です。自分自身の成長と社会への貢献を同時に感じられることが、この仕事ならではのやりがいだと思います。

就職活動中のみなさまへ

就職活動を通して、自分が将来どうなりたいのかを
イメージできる会社に出会えることを願っています。
その中で、スギムラ化学にも少しでも興味を
持っていただければ幸いです。

S.Aさんのとある1日